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英語学習について(とりあえず英語上達したいという人に向けて。)

 英語学習について

 

英語(というか、語学全般)において大事な心構え的なことを自分的に考えてみました。

 

よく、「英語やべーから勉強しなきゃ」と言う人を見かけます。

というか、自分もその一人だったのでその感覚はとてもよく分かります。笑

 

よくよく考えてみれば、何のためにいつまでに上達したいという目標はないが、何となく英語を上達させたい、という漠然とした課題感。

 

この記事が、その漠然とした状態から次のステップを踏み出すためのきっかけになることを祈ります。

何のために英語を上達させたいのか?

まずはこれをはっきりさせる事から始めましょう。

その目的によって、取るべき手段が大きく違ってくるからです。

いくつか目的の例をあげると、

  • TOEICの点数をあげたい
  • ビジネスでグローバルに活躍したい
  • 情報収集の幅を広げたい
  • 洋画を字幕なしで見れるようになりたい
  • 外国人とコミュニケーションできるようになりたい
  • 欲を言えば外国人と友達/恋人になりたい
  • etc..

こんなところだと思います。

まずは上記のうち、自分の漠然としたモチベーションはどれに近いかをいくつか選んでみましょう。


恐らく、バリバリ仕事をこなしている社会人であればビジネス寄り、好奇心旺盛な学生や海外に興味のある人なら後者寄りであると思います。

ちなみに僕は現在は後者(コミュニケーション)寄り、昔は前者(座学)寄りでした。変わっていいんです。その時の状況や目標に応じて。

いくつか目的をあげたましたが、極論ほとんどの場合その目的はTOEIC、そして外人とのコミュニケーションの二つに集約されるのではないかと思います。

これらが全てとは言わないが、これら二つを極めればグローバルで活躍したいというような場合もその力は十分に身についていると言えるでしょう。

英語はあくまでも手段であり、自身の能力や仕事に関する知識・経験と言った事はまた別問題です。)

また、スピーキングを上達させたいと言う場合も、なぜスピーキングを上達させたいかと言うことを考えると、おそらくは

(1)ビジネスの場において必要だから
(2)外国人とよりうまくコミュニケーションできるようになりたいから

と言う場合がほとんどだと思います。


さらに、「字幕なしで洋画を見たい」に関して。

これは、正直かなりハードルが高いです。外人とのコミュニケーションよりもはるかに難しいと考えていいでしょう。

しかし、このレベルに到達するまでに必ず必要となるのが、「カジュアル英語への慣れ」です。そしてこの「慣れ」は外人とのコミュニケーションを通じて飛躍的に伸ばすことができます。

これについては、詳しく後述しようと思います。

 

とまぁ、これは完全に持論なので、もちろん別の考え方もあるとは思います。

とりあえず、本記事では上記二つ、TOEIC外人とのコミュニケーションに的を絞って話を進めて行こうと思います。

1. TOEICの点数をあげたい

おそらく、日本人の中で最も多いパターンだと思います。僕もこのパターンから入りました。TOEICの点数をあげたい理由はおそらく以下のようなものでしょう。

・就職(転職)活動の際に有利となるから。
・仕事で必要だから。
・留学試験に必要だから。
・周りから尊敬されるから。or 自己満足。
・特に特別な理由はないけどいずれ役立つだろうから。

これ以外にもいくつか考えられるとは思いますが、あくまでもTOEICは資格であるので大体はこれらに絞られると思います。周りからの尊敬が得られるかは、環境やスコアに依存しますが、、笑 

感覚としては、850点ぐらいあれば「おぉ」とか言われるのではないかと思います。

しかし、ここで重要なのはいずれの場合も「ビジネス英語」その中でも「リスニング」、「リーディング」に焦点が絞られると言う事です。

これは、ビジネスマンにとっては非常に有効であると思います。

仕事でのメールや電話対応など、多くのビジネスシーンで役立つような表現が学べる上、英文記事を理解するスピードが上がればそれだけ色々なところから情報収集ができ、インプットの質が上がるからです。

しかし、これらは実際に外国人とコミュニケーションをする際にどれほど役に立つのか、、?

僕の答えは、「少ししか役に立たない」です。

TOEIC勉強をしたからと言って、外国人とスムーズなコミュニケーションが取れるようになるでしょうか? 洋画を字幕無しで見れるようになるでしょうか?

不可能とは言い切れませんが、おそらく難しいでしょう。

その理由は、「ビジネス英語とカジュアル英語には大きな差がある」からです。

カジュアル英語、要はネイティブが日常で用いる会話表現は、別に特段難しい訳ではありません。

特に文法などはいたってシンプルであると思っています。ただ、

・そのスピード(会話テンポ)
・砕けた言い回しと砕けた発音 
・ジャンルを問わない語彙力

の3点においてはビジネス英語対策では太刀打ちできないと断言できます。

最もシンプルな例をあげると、

例えば、ビジネス英語では I am going to ~ だとか、You have to ~ だとか言った事を全てはっきり発音します。

しかし、ご存知の方も多いと思うが、カジュアルでは I'm gonna~、You gotta~
だとか言った表現になりがちで、場合によってはちゃんと発音しません。笑 その結果、洋画を見てもわけわからん、外人の質問が聞き取れない、と言った事が起こります。

ただ、これに関してはしょうがないです。

外国人が日本語を学ぶ場合を想像してみれば分かりやすいです。

不自然に聞こえる日本語の正体は、発音だけでなく、ほとんどは言葉のチョイスやイントネーションにあります。

どこの国でも、教科書と現実では大きな差があるものです。

なので、カジュアル英語が理解できないのはあなたの能力が低い訳では無く、単に慣れが必要なだけです。

なので、「TOEICの点数をあげたい」と言う目標を掲げる人は、それに向けた対策を効率よくする事が重要です。

ーーー追記ーーー

TOEICは対策次第で割と簡単にスコアが伸びます。

これは、よくある「誰でもTOEIC900点!!」みたいな胡散臭い事を言おうとしてるのではないです。笑

現在のスコアが600点未満の人は、700後半ぐらいまでなら、すでに700点以上ある人なら800台は特別な事をしなくても割と簡単に取れます。

もちろん、900点を目指そうと思ったら、もともとの基礎英語力(受験勉強で培ったようなもの。語彙力、文法力、長文読解力)がよほど高くない限りはそれ相応の努力が必要です。

というのも、多くのTOEIC900ホルダーが言うように、900の壁は厚いからです。

具体的にどのような勉強法で点数をあげる事ができるのか。
それについては別記事で詳しく書きたいと思います。

  

2. 外国人とコミュニケーションできるスキルを身に付けたい。

 

どうせなら、かっこよく外人と話せるようになりたい。外人の友達を作りたい、あわよくば恋人を、、なんて人も多いと思います。

また、当然ビジネスの場合にも今のご時世、外国人と話す機会は多いです。

では、何をすれば外人とのコミュニケーション能力をあげることができるのか。

「実践あるのみ」です。

これは多くの人が主張するが、自身の経験からも間違いはないです。


受験勉強のために、いわゆる座学勉強で英語を勉強してきており、スピーキンングに関してもまずは会話表現から覚えようとしていました。

ところが、実際に外国人と話す場面になると、覚えたはずの会話表現が途端に言葉が出なくなる現象に苛まされていました。

スピーキングはスポーツに似ていると思います。
いくら理論的に戦略や体の動かし方を学んでも、実際にそれを実践し、トライ&エラーを繰り返さないと上達しないです。

その点に関して言えばスピーキングも全く同じです。

座学で学んだ会話表現など、実際の会話で身に付けた会話スキルに比べれば取るに足らない。と言うか最初はほとんど役立たないものです。

しかし、多くの人が、スピーキングが大事と言うことをなんとなく理解しながらも、スピーキングする相手がいない状況だと思います

どうやって相手を作るか?

渋谷や新宿、六本木あたりに行って外国人に声をかける。

、、、はさすがにハードルが高いと思います。と言うか、それができる人はこんなことで困ってないかもしれないですね。笑

筆者は、次の3つの手段が現実的でハードルが低いと考えています。

・Hello Talk などの言語学習アプリを使う。

・留学生と知り合う。

・帰国子女の友達に手伝ってもらう。

1. Hello Talk などの言語学習アプリを使う

一つ目は、誰もが超簡単に実践できて、最も期待できる手段なので僕のおすすめアプリです。

基本的には、日本語を学びたい外国人とフリーチャットするだけです。誰も語学力の低さをバカにするような人はいません。彼らも語学習得者であるからです。

正直、チャットをしているだけでもカジュアルな英語の表現や、英語のアウトプットの練習になります。

彼らはそもそも日本に興味があったり、日本人の友達を作りたいと思っている場合が多いので、仲良くなって電話をしたり、実際に会ってみたりして友達になれるチャンスもあるでしょう。

ただ、ハナから出会い目的などでやっていると煙たがれます。マナーは守りましょう。

2. 留学生と知り合う

これは、学生の特権かもしれないですが、大学にいる留学生と知り合う事ができればかなり強いです。

同じ大学という共通項もあるし、大学内で会う頻度も多いので、友達になれる可能性が高いでしょう。

留学生と知り合うのは実はそこまで難しくはないです。学校主催の交流イベントや国際交流サークルなどの活動に参加すれば留学生と知り合えますし、その友達、またその友達、、という風にどんどん知り合いを増やせることでしょう。

ただ、最初に「声をかけるほんの少しの勇気」は必要です。

知らない人に話しかけるというと、緊張すると思います。だが、心配する必要はありません。何も後ろめたい事はしていないからです。声かけであってナンパ では無い、と僕は勝手に思ってます。

むしろ、留学生はせっかくの留学なので日本人の友達や知り合いを増やしたいと思っている場合が多いので、こちらから声をかけてあげましょう。

(自身が海外留学した場合を想像してみましょう。知り合いが少なくて不安な中、向こうから声をかけてくれて友達になれたら超嬉しくないですか?)

また、これはあるあるネタだと思いますが、留学生は留学生同士でつるむ事が多く、話しかけづらいことが多いです。

しかし、先ほども触れたように一人の留学生と知り合ってしまえば、その友達、またその友達といった具合に知り合いを増やす事ができるのでこれはむしろチャンスと捉えましょう。

留学生コミュニティに触れる。それだけで少し自信になったりもするものです。ぜひ試してみてください。

3. 帰国子女の友達に手伝ってもらう


これは少し恥ずかしいかもしれないですが。

そもそも、自分の英会話に付き合ってくれるほど仲の良い帰国子女の友達がいる場合に限られてしまいます。

しかし、バイリンガルに教わる事はとても有意義であると僕は思ってます。

なぜなら、彼らは「日本語のでこう伝えたい」というニュアンスを感覚的な「英語での表現」に変換できるからです。

また、日本語会話のルール英会話のルールといったことの違いもおそらく理解していることでしょう。

なので、気になった事や英会話で何か行き詰まった時には彼らを頼りにするのはかなりアリだと思います。

ただ、自分本位になはないないように普段から信頼関係、友好関係を築いておきましょう。


まとめ

いかがだったでしょうか。

英語学習という大雑把なテーマでしたが、自分が英語を勉強する目的を明確にすることから始め、その上達方法に触れました。


特にスピーキングに関して、最初はうまく行かないことも多いと思います。

しかし、落ち込む必要は何一つないです。なぜなら、

「外国人はそこまであなたの会話力をjudgeしない。」

からです。

それよりも、「話そうとする姿勢」「会話を楽しんでいると言う態度の二つが遥かに大事です。


是非本記事を参考に英語学習のモチベーションをあげていただければと思います。

ではまた。